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​腰部の疾患

​仙腸関節炎(障害)

・この疾患について
腰の疾患と聞くとヘルニアやぎっくり腰を連想する方が多いですが、実はこの仙腸関節炎も非常に多い疾患です。
仙腸関節とは骨盤を形成する仙骨と腸骨という骨の間にある僅かしか動きのない関節です。本来は周囲についている靭帯によって強力に支えられているのですが、中腰作業や腰部への負担の繰り返しによって炎症が発生し痛みが出てしまいます。
身体が硬い方はこの疾患を発症する可能性が上がります。
出産後の腰痛もこの疾患から影響されることが多いです。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の一部も仙腸関節の捻挫が原因と考えられています。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と症状がよく似ているので、自己判断せずに専門による診察を受けることが重要です。


・当院での治療方法
薬物療法と運動療法の併用による治療を行います。初期では痛みが強い場合が多いので消炎鎮痛剤による痛みの緩和をはかります。また、リハビリでは腰痛対策のストレッチや体幹筋力トレーニングを行い症状の緩和と再発予防を行なっていきます。
​自宅で行える運動指導も行います。

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