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​スポーツの疾患

​野球肘

・この疾患について
小学生〜高校生くらいまでの学生に多い疾患です。
​あるデータによると野球肘は小学4年生〜中学2年生くらいまでに好発すると出ています。発達段階の身体で投球動作を繰り返すことで、肘の周りにある筋肉や靭帯に負担がかかり野球肘を発症してしまいます。この疾患の場合、身体に負担のかかるフォームで投球を行なっている場合が多くフォームの修正が必要となります。
野球肘にはいくつかの型がありますが、いずれの場合でも炎症の症状が落ち着くまで数週間〜数ヶ月間の安静が必要となります。


・治療方法
当院では医師の診断により状態を確認した後、理学療法士による運動療法を中心に行い症状の改善をはかります。初期では安静が重要となりますが、症状が落ち着いた後は根本の原因となりやすい投球フォームの指導が必要となります。この疾患の場合安静にして症状が落ち着いても、肘に負担のかかるフォームで再び投球を行うと再発することが多いです。当院では理学療法士がそれぞれの患者さんの身体の状態から適切なフォームの指導を行います。フォームの修正は投手だけでなく野手でも重要です。


オスグッド・シュラッター病
・この疾患について
成長期の子どもがバドミントン・バレーボールのようなジャンプをすることが多いスポーツを行うことで発症しやすいです。また、サッカー等のボールを蹴るスポーツでも発症することがあります。
特徴的な症状として膝蓋骨(膝のお皿の骨)の下あたりが出てきたり、痛みが出てきます。痛みは動かしたり運動をすることで強くなり、安静にすると落ち着きます。
基本的にはスポーツを休み、安静にすることが重要となります。


治療方法
まずは安静にすることが必要です。
当院では医師の診断後、状態に合わせて理学療法士がストレッチの指導などを行います。ストレッチは正しい方法で行わないとかえって身体を痛めてしまうこともあるため、専門知識を有するスタッフから指導を受けることが大切です。

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